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勉強会

品川シーサイド、オーバルガーデン前にある品川シーサイドイーストタワー歯科の院長の長岡です。

今日は月に1回開かれる、「医療法人社団裕正会」の全クリニックのドクターを対象とした勉強会でした。

法人のメリットとして、たくさんの先生がいる関係上、1ヶ月の間にそれぞれがいろいろなセミナーに出席しています。

そこで、それぞれが学んできた最新の歯科情報の情報交換を行います。

横着者の私は、あまり積極的にセミナーへ参加していないのですが、この場でいろんな情報を得ることで遅れをとらず仕事ができるという大変ありがたい会です。

本日もインプラントのことから、審美歯科、セレック、ラミネートベニアなど、少しずつ新しいことをゲットしてまいりました。

ドクターを対象に始めた勉強会ですが、前回くらいから、歯科衛生士も参加して、自分たちが行ったセミナーの話をしてくれるようになりました。

みなさんとても勉強していることに驚きました。恥ずかしながら、私は彼女たちの仕事に対する考え方を甘く見ていました。

彼女たちの仕事は、簡単に言うと口腔内(主に歯周組織)の記録をとり、数値化し、歯石を取り衛生状態を整え、再度記録を取り数値化し、比較して歯周組織が良くなっていることを患者様に理解してもらい患者様のモチベーションを高め、口腔内の衛生状態を良好に保つことです(簡単に書き過ぎかな?)

しかし、記録を取ること一つをとっても、記録したデータを比較するには、普遍性が保てるような力の加減や技術が必要であったり、記録の書き方でも、より患者様の理解を得るにはどうビジュアル化して行くかなど、いろいろ難しいことがあります。

「患者様の歯を大切に守るためにはあんなことも、こんなこともしたい」といろんな話が出ていました。

残念ながら、現在の保険の範囲内で彼女たちが出来る仕事の内容はかなり限られていると言わざるを得ません。我々ドクターも、保険の限られた治療では限界を感じ、その先に自費診療というものがあると思います。それと同様に彼女たちの仕事も突き詰めれば保険では限界があります。本当にきちんとした歯周検査やスケーリングを行うことは、我々の治療以上に患者様の歯を守ることになるのです。

歯周治療のメンテナンスの重要性が理解され、彼女たちの仕事も保険診療の枠を超えたことが出来る社会になるといいなと思いました。歯が悪くなってから高いお金を出して人工物で直すよりも、きちんとしたメンテナンスを定期的に行い、自分の歯で一生噛める方が患者様のためだと思います。

衛生士の皆さんがんばってください。(そうなったら僕はプー太郎だな・・・まあ、そういう社会になるまでは僕もがんばって仕事します)


やさしく痛くない品川の歯医者|品川シーサイドイーストタワー歯科 品川シーサイド駅 1分

日付:   カテゴリ:その他