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セミナーの話

品川シーサイド、オーバルガーデン前にある品川シーサイドイーストタワー歯科の院長の長岡です。

このまえの日曜日に「基本から学ぶインプラントの画像診断」というセミナーに参加して来ました。

このセミナーは当院もインプラントの診断のためにCT撮影を依頼してお世話になっている「メディカルスキャニング」という、画像審査を専門に行っていらっしゃるクリニックが主催のセミナーでした。

症例を通してCT画像の読像のポイント(骨粗鬆症や解剖学的にリスクとなることの説明)や有用性から始まり学生の頃(かなり遠い昔・・・)習ったCTの原理や診たいものに合わせたウインドレベルやウインド幅のこと(歯科では骨を診たいが、CTは医科で使われる物なので設定によっては軟組織を診るなど)。歯科用に開発されたコーンビームCTや現在の主流であるマルチスライスCTの仕組み。またCTは3D表示のみでの審査だけでは危険で2D画像も正確に読像する必要があることなどを話してもらいました。CTを撮影して審査/診断することの重要性を再確認しました。

私自身の考えとしては、インプラントのオペを行うにあたって、CTを撮影しないということは考えられないことです。今までも、パノラマ写真では全く問題なさそうに見えていた方でもCTを撮影してみたらそのままではインプラントを入れられない方もいらっしゃいました。CTを撮影してコンピューターで処理した3Dモデルで審査・診断をすることは、本当に重要なことであり、安全にオペを行うという点で外せない治療ステップだと思います。私自身はCTの撮影をさせてもらえないときは、インプラントの治療をお断りします。それぐらい重要な検査だと思っています。ちょっと主題からそれましたが・・・今後もインプラントの患者様にはCTを撮影することを強く勧めようと再度決意したセミナーでした。

やさしく痛くない品川の歯医者|品川シーサイドイーストタワー歯科 品川シーサイド駅 1分

日付:   カテゴリ:インプラント, セミナー