こんにちは、歯科衛生士の比佐です(^o^)丿
今日は雨が降り出し一段と寒いですね(T_T)
本格的な冬になってきたと実感させられます。。。皆さん風邪などひいていないですか?体調には十分気をつけて下さい★
では、今日は歯科衛生士が行っている歯のクリーニングについてお話したいと思います。
ご自身のお口の中の環境を整えるためには、ご家庭での正しいブラッシングとともに、歯科医院での専門家(歯科医師または歯科衛生士)によるクリーニングがとても重要になります。
歯科医院でのクリーニングは歯石、歯垢を除去する『スケーリング』『ルートプレーニング』と歯の表面に付着しているバイオフィルムという細菌の膜を除去する『PMTC』というものがあります。
今回は歯石、歯垢を除去する『スケーリング』と『ルートプレーニング』を説明させていただきたいと思います。
まず、『スケーリング』です。
スケーリングは専門家によるプラークコントロールの第一ステップです。歯茎の上に付着した目に見える範囲の歯石、歯垢を除去します。このとき、超音波スケーラーという機械を使用したり、手用のスケーラーよいうものを使用します。
歯石が多く付着していた方は除去後に一時的にしみたり、歯と歯の隙間ができたと実感されると思います。
除去後はしっかりブラッシングをし、歯茎もマッサージしてください。
次に、『ルートプレーニング』です。
歯石、歯垢は目に見えない歯茎の中にも沈着します。
歯の根面に沈着した歯石や歯垢、死んでしまった組織などを根面用のスケーラーで取り除き、根面を滑沢にして再び歯石や歯垢などの細菌がつかないようにします。
こちらはほとんど手作業で行っていきます。そのため1回ではなかなか全ては取りきれないので、何回かかかる場合もあります。
ルートプレーニングによって歯茎の炎症が治まったりと目に見える変化が実感される方も多いです。
少し簡単ではありますが、日頃私達歯科衛生士が行っているクリーニングを紹介させていただきました。
歯が痛くなったり、つめものがとれてしまった場合は歯科医院に行こうと思われる方が多いと思います。しかし、今後歯を失う原因としては『むしば』よりも『歯周病』の方が多いといわれています。
皆さん積極的にクリーニングを受けて、歯周病予防をしていきましょう。私達歯科衛生士が予防のお手伝いをします(^o^)丿
是非検診に足を運んでください♪
では次回はクリーニングの続きで『PMTC』についてお話させていただきたいと思います。