こんにちは。歯科助手の大谷です。
昨日と比べて今日はグンと寒くなりましたね。
明日は天気予報では雪マークもでていました☃ 休みの日に雪は嬉しいです(*^^)♫♪
さて、今日は歯周病にかかりやすい人はどんな人かについてお話させていただきます。
まず、簡単に歯周病とは・・・歯肉に炎症が起き赤く腫れ、出血しやすい状態になります。
そして更に進行すると歯を支える歯槽骨という骨を溶かしてしまい、
最終的には歯が抜けてしまうという怖い病気です。
歯周病を甘く見ている方が多いですが、歯を失う原因の第1位が歯周病です。
では、歯周病にかかりやすいのはどんな人でしょうか?
大きく分けて2つのリスクファクター(危険因子)があります。
お口の中のリスクファクターと全身的なリスクファクターです。
お口の中のリスクファクターとは、
・口呼吸→歯肉が乾燥しやすくなり炎症が強まる
・歯並びが悪い→プラーク(磨き残し)がたまりやすくなる
・歯ぎしり→歯周組織に負担をかけ、歯周病を悪化させる
全身的なリスクファクター
・喫煙→歯周病の進行が早い、治療しても治りにくい
・不摂生な生活→生活習慣病の温床
・糖尿病→抵抗力を低下させ、歯周病を悪化させる
・ストレス→歯ぎしりをしたり、疲労により身体の抵抗力が低下するため悪化しやすい
・女性の思春期、妊娠、更年期→女性ホルモンの影響で悪化しやすい
ほかに、骨粗鬆症、加齢、薬の副作用(抗てんかん薬、高血圧薬、自己免疫疾患薬など)も
リスクファクターとしてあげられます。
歯周病を予防するには、プラークコントロール(歯磨き)と生活習慣の改善(リスクファクターを
取り除く)です。
やはり予防の基本は毎日の正しい歯磨きで、私たちにお手伝いできることは、歯肉に隠れている
歯ブラシでは取り除けないプラークや歯石の除去、患者様ご自身でもケアできるよう
歯磨き指導をおこなったり、PMTCをさせていただくことです。
そして、歯石除去やPMTCを定期的に行うことで大切な歯を守っていくことができます。
歯周病は再発しやすいのでぜひ定期的に検診を受けてお口の健康を維持しましょう!!
治ったと思って気を抜いていてはダメですよ<(`^´)>