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お年寄りの肺炎予防

 品川シーサイド、オーバルガーデン前にある品川シーサイドイーストタワー歯科の院長の長岡です。
今日は、お年寄りの死因高順位の「肺炎予防」についてお話させていただきます。

老人の死因の順位は

1位 ガン
2位 心疾患
3位 脳血管疾患
4位 肺炎

となっていますが、その第4位にある肺炎に口腔内の疾患も関与していることを御存知ですか?
最近老人の誤嚥性肺炎が増えています。
高齢になると食道と気管支の連絡部分の動きが悪くなるため、異物が間違って気管に入るトラブル(誤嚥)が起こりやすくなり、
 その異物が肺炎の原因になるからです。お餅のつかえなどもその例です。
高齢者は細菌に対する抵抗力が弱っているのに加えて、身体の調節機能が衰えているため
肺炎とのたたかいの連続です。たとえば、睡眠中にだ液などが気管に入ることも肺炎の原因になると考えられています。
 この、だ液に含まれる口腔内の細菌が肺炎の原因菌となっているためです。
この唾液中の細菌をいかに減らせるかは、口腔内の衛生状態に大きく影響を受けます。御自身でのセルフケアも、適合の良い補綴物できちんと治療されている口腔内と、適合の悪い不良補綴物にあふれている口腔内では清掃の結果が全然違ってきます。
 適合の良い保険外診療はこのようなときの予防面でも保険のものと大きな差を生みます。
まして寝たきりになると、介護者も食事や排泄の世話に追われてしまいます。なかなか歯みがきまで手が回らないのが現状です。
肺炎予防のためにぜひ口腔内の清掃を心がけてください。
また、元気なうちに定期的なメンテナンスを受け、体が悪くなっても少々のことでは口腔内の環境を悪くしない予防を心がけましょう。
 当院は、痛いときの歯科治療より、健康維持のためのメンテナンス治療こそ治療の本質と考え、スタッフ一同学んでいます。
どうぞお気軽にご来院ください。

やさしく痛くない品川の歯医者|品川シーサイドイーストタワー歯科 品川シーサイド駅 1分

日付:   カテゴリ:予防