こんにちは、歯科衛生士の比佐です(*^_^*)
皆さま週末はゆっくり休めましたか?
今週末は3連休なので、5日間頑張りましょう♪
さて、今日は歯周病と糖尿病についてお話させて頂きます。
口の中の病気として、歯周病はむし歯以上に一般的になってきました。
歯と歯茎にの間に菌が深い溝をつくり、健康な歯を支える組織を壊してしまう怖い病気ですが、実は歯周病は口の中だけにはとどまりません。
放置しておくと全身の健康にまで関わってくることが近年の研究でわかってきました。
生活習慣病の代表的な糖尿病。実はこの糖尿病と歯周病はとても関係しているのです。
糖尿病が悪化すると、目が悪くなったり、血管がもろくなるなどの合併症が現れますが、これと同様に歯周病にもなりやすくなります。
歯周病は「糖尿病の6番目の合併症」といわれることもあるそうです。
しかし、最近は糖尿病が歯周病を誘発するだけでなく、歯周病が重症化すると糖尿病に作用することもわかってきました。
歯周病は感染症なのですが、糖尿病などの生活習慣と非常に似ています。
慢性的な疾患疾患ですし、複数の遺伝子と複数の環境要因が重なって初めて発症する多因子疾患でもあります。
親が重度の歯周病であったり、糖尿病、肥満、タバコを吸う人は環境が揃っているので要注意です。
糖尿病の危険因子に挙げられている以上、歯周病も生活習慣病の一つととらえ、歯科へ定期健診を受けるなど予防が大切になりますので、是非一度歯科医院に足を運んで下さいね(*^_^*)