こんにちは、歯科衛生士の比佐です(*^_^*)
今日はW杯日本戦ですね♬
今日勝てば・・・ベスト8!しっかり応援したいと思います!
さて、今日は歯ぐきのお話をします。
皆さま歯ぐきが腫れたことはありますか?
歯ぐきの腫れ方には実は大きく2つに分けられます。
第一は、細菌によって歯ぐきに炎症が起こるものです。
第二は、歯ぐきにできもの、腫瘍ができるものです。
まず、第一にあげた炎症のお話からします。
この炎症にも2通りあり、1つ目は歯ぐきの縁に炎症がある歯周病、2つ目は歯の根っこの部分の先端に炎症が起こる根尖性歯周炎です。
歯周病は歯の周囲に汚れが付着したり、歯と歯ぐきの間に食片が挟まったりすることが原因で歯ぐきに炎症が生じます。
徐々に進行するため、最初は症状が出にくいです。
歯ぐきからの出血や口臭、歯のぐらつきなどで気がつくことが多いです。
一方、根尖性歯周炎は、歯の浮くような痛みが最初の症状で、結構痛むことがあります。
ただし、歯の根っこの方で炎症が起こっているため、最初は腫れを伴わないことがあります。
歯周病の場合には歯ぐきの縁から腫れや痛みが生じますが、根尖性歯周炎の場合には最初に痛みが生じて、しばらくたってから歯の根っこの部分が腫れてくることが多く、その違いを知っているとよいと思います。
同じ痛みでも、むし歯による痛みは冷たいものや熱いものがしみるので、区別がつくと思います。
歯ぐきの腫れの第二にあげた歯ぐきの腫瘍には、良性のものと悪性のものがあります。
良性の腫瘍は痛みを伴わずゆっくりと大きくなりますが、悪性の腫瘍の場合には歯周病と症状が似ています。
歯周病との違いは、いったん症状が出ると徐々に症状が強くなり治療しない限り落ち着かないことです。
歯周病の場合には、腫れを繰り返して落ち着いていきます。
日頃の歯ぐきのケアは歯ブラシに加えて、歯間ブラシや糸ようじを併用するとよいでしょう。
ただ、自己流で効果的とは言い難い方法を身につけている方も少なくないので、1度は歯科医院での歯磨き指導を受けて頂くと歯ぐきを健康に保つ1番の近道のなると思います。
是非、皆さまお口のケアをうけに歯科医院へ足を運んで下さいね♬