こんにちは。歯科助手の大谷です。
ジメーっとした日が続いていますね☂
どうせ暑くなるならカラッと晴れてほしいものです。
梅雨明けはいつ頃なのでしょうか? 早く夏が来てほしいです☀
今日はむし歯ではなくても歯が溶けてしまう[Tooth Wear]についてお話させて頂きます。
Tooth Wearとは歯の寿命を縮める第3の歯科疾患として注目されています。
最近ではむし歯や歯周病が改善しているのに比べTooth Wearは患者数が増えており、
97%の人に大なり小なりTooth Wearがあると言われています。
原因としては、酸食、咬耗、摩耗の3つに分類されます。
Tooth Wear3つの原因。
酸食・・・細菌以外の酸によって歯が溶かされる症状です。
主に酸性食品やスポーツドリンク、胃酸などに歯がさらされることにより起こります。
酸の強い食べ物により歯が溶けてしまう酸食は最も身近なTooth Wearです。
咬耗・・・歯と歯が接触して磨り減ってしまい、咬み合う面が平らになります。
摩耗・・・歯磨きを強い力で磨きすぎるなど、咬み合うこと以外の原因で歯が磨り減ります。
酸食の予防法
☆酸食は食習慣が大きく影響しますので、それを改める事がポイントです。
・食事の時間を決める。(口の中を長く酸性にしない。)
・酸性食品の摂り過ぎやだらだら飲みをやめる。
・食べたら口をゆすぐ。(お口の中の酸性を出来るだけ早く中性に戻す。)
・歯磨きは食後30分後を目安に。
(食後すぐでは酸性が強いので歯磨きをするとより歯が削れやすくなってしまいます。)
・フッ素を使う。(歯質を強化し酸に耐えられる歯にします。)
・歯科医院での定期的なチェック。
それぞれの原因に応じて処置方法も変わってきます。
気になる方はぜひ一度いらしてください。