こんにちは！

歯科衛生士の小島です！

9月も後半に入り、急に肌寒い日が続いていますね。。

こんな時は体調を崩したりしやすいですし、お口の状態も悪い方へ向かいがちです。

全身の健康はまずはお口から！

をモットーに皆さま毎日の歯ブラシ頑張りましょうね！

さて、一言で歯を磨くと言ってもきちんと磨けているかいないか見てもわかりません。

なぜなら、歯の表面に付くヌルヌルとした汚れを歯垢（プラーク）と言いますが、

この汚れは歯と同じ白色なので見てもよくわからないのです。

この歯垢の中にはたくさんの細菌が潜んでいて、むし歯や歯周病の原因となります。

むし歯や歯周病を予防するうえで大切なことは、ご自身で病気の原因であるプラークを除去すること。

専門的な言葉で言うとプラークコントロールといいます。

歯磨きはプラークを取り除く基本的な方法ですが、

正しい歯磨きしないと、毎日磨いていてもプラークを完全に取り除くことはできません。

先程もお話した、プラークは白っぽい汚れなのでちょっと見ただけではきちんと磨けているのかわかりません。

そこで歯科ではプラークを赤く染め、歯の色と区別がつきやすくする方法が一般的に用いられています。

それが「染め出し」と呼ばれる方法です。

染め出しをする事によって、普段プラークを見落としている所を目で確かめることができ、

歯磨きの仕方のクセがわかります。

これから先の未来に、むし歯や歯周病にかかる可能性が高い歯をすぐに見分ける事もできるのです。

是非１度試してみて下さい！

・染め出しの手順・

染め出しの赤い色は食紅と同じ成分ですので飲み込んでも体に害はありません。

染め出し剤を歯のすみずみまで塗ります。

その後２～３回うがいをして余分な染め出し液を洗い流します。

赤く残ったところがプラークが付いているところです！

赤いところがなくなるまで丁寧にブラッシングをしましょう。
　

歯科では染め出しの結果を元に、患者さん一人ひとりに合ったブラッシングの方法を指導いたします。

是非１度試されることをお薦めいたします。