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歯磨きと全身の関係

こんにちは。品川シーサイドイーストタワー歯科の歯科医師、大森です。
最近めっきり寒くなってきましたがいかがお過ごしですか。

今日は歯磨きと全身の関係についてのお話です。

先日テレビを見ていたら、歯を1日1回しか磨かない人と3回磨く人では、『心筋梗塞』になるリスクが1.7倍違うことが紹介されてました。
口の中、特に歯の周辺は水分があり、温度も暖かいため細菌の絶好の棲家となってしまいます。
その定着した細菌が出す毒素や細菌自身が血流に乗って心臓に到達してしまい心筋梗塞を引き起こすのではないかと言われています。

口の中は特殊な環境で、体の外でも中でもある場所です。
細菌が体の中で常に存在してしまう口は、全身の中でもかなり特殊な場所となります。
口の中に汚い細菌を飼っておくことで、体の内部に影響を与えてしまうことがあります。

また、認知症を罹ってしまった方が口の清掃を毎日行うようになると、認知症の進行が緩やかになるといった話もあります。
それまで笑顔一つ見せていなかった方が笑顔になったり、自分でごはんを進んで食べるようになったりするそうです。
おそらく認知を罹っていても、口の中を清潔にする気持ち良さや、ご自身でご飯を食べる喜びは最後まで残るものなのだと考えられます。

最近では、口の中をきれいにすることで、虫歯や歯周病の予防だけでなく体の健康にも大きく関与することがクローズアップされてきています。
逆に、体の病気のサインが口の中に出ることもあります。

糖尿病と歯周病は双方で影響があることは常識となっています。

体の健康を維持するため、というと大げさに聞こえるかもしれませんが、
1日3回の歯磨きで健康な毎日を!!
という気持ちで歯磨きを続けていただけたら幸いです。

やさしく痛くない品川の歯医者|品川シーサイドイーストタワー歯科 品川シーサイド駅 1分

日付:   カテゴリ:予防