こんにちは、歯科衛生士の比佐です(*^_^*)
皆さま、昨日はとても寒くなりましたね。
冬も間近というかんじですね。
私もすこし風邪をひきそうになったのですが、皆さま体調には十分気をつけて下さいね。
さて本日はむし歯の進み方についてお話させて頂きます。
むし歯の進行状態には4段階に分類することができます。
皆さまも小学校などの歯科検診などで、C1、C3という言葉を聞いたことがあると思います。
これは、むし歯の進行を表す記号です。
しかし、最近ではCOといって、ごく初期のむし歯は、経過観察をしながら再石灰化を促す治療が行われています。
CO→表面が浅く溶けた、ごく初期の状態。
表面が白く濁ったり、溝が茶色になったりしますが、見た目はほとんどわかりません。
削らずに再石灰化を促して、観察をします。
C1→エナメル質が侵され、小さな黒ずんだ穴があきます。
自覚症状はなく、専門家の目で発見されます。
この段階で治療を受けることが1番ベストです。
C2→象牙質までむし歯が進行。
歯髄に近づくにつれて冷たい物がしみ、痛みの自覚症状がでてきます。
さらに進むと熱い物がしみるようになります。
C3→歯髄まで進行。
炎症がおき、激しい痛みにおそわれます。
炎症が進行すると、歯髄はしんでしまいます。
C4→歯は歯根でけになってしまいます。
歯髄は死んでしまったので、痛みは感じなくなり、歯根の先に膿がたまります。
こううなると治療は難しくなります。
このように、むし歯が進行してからですと、治療回数もかかってしまいますし、お痛みも伴いますので、是非早期発見のためにも早めの検診をおすすめします(^-^)