こんにちは。歯科助手の大谷です。
もうすぐ12月、毎年感じるのですが1年は本当にあっという間ですね。
なんだか年々季節感がなくなってくるのは私だけでしょうか・・・?
さて、皆さんに問題です。
高齢者になると歯が抜けてくる方がいらっしゃいますが、それはなぜでしょう?
年を重ねると起こる自然現象と思っている方はいませんか?
それは違います。老化によって歯が抜けるということはありません。
年をとってから歯が抜ける最大の原因は「歯周病」です。
「いつまでも自分の歯で食事がしたい。」これは誰もが思うことですよね。
しかし、65歳以上で12.8本、80歳以上で
10本しか歯が残っていないのが現実です。
年代に関わらず、抜歯の原因第1位は歯周病で42%、2位 むし歯(32%)となっています。
また40代を超えると歯周病による抜歯が50%を超えます。
歯周病は30代以降歯周病にかかる確率がたかまります。
50歳以上で歯周病が全くない人は1割にも満たないといわれています。
歯周病はお口の中の細菌が原因で起こります。
加齢に伴い、免疫力や唾液の分泌が低下すると歯周病にかかるリスクが高まります。
普段から定期的に歯科医院に通い、メンテナンスをすることでいくつになっても自分の歯を
保てるのであればこんなに素晴らしいことはないと思いませんか?
特に症状がなくても健診へ。
これが健康を保つ秘訣です。