皆さまこんにちは!受付の東迎です(*^^)v
今日で11月も終わり。年末に向けて毎日があっという間に感じます。
体調にはくれぐれも気をつけてくださいね☆
さて本日は、お子様の乳歯についてお話させて頂きます。
乳歯の特徴として、歯の表面を覆っているエナメル質・象牙質の厚さが永久歯に比べて薄くなって
います。歯の神経までの距離が近いです。
石灰化度(透明度)も低く、白みがかって見えます。
乳歯が生え揃うのは3歳前後です。上10本、下10本です。この頃からやっとしっかり噛めるように
なってきます。顎を使うことにより、顎の成長も促します。
歯がすきっ歯になってきた!と心配される方もいらっしゃいますが、子供の場合、年齢と共に歯と
歯の隙間が空いてきます。これは、乳歯よりも大きな永久歯がきれいに生えるスペースを確保して
いるのです。この隙間がないと乳歯より大きい永久歯は生える場所がなくて、歯ならびが悪くなって
しまいます。
さてみなさん、むし歯になりやすい歯はどの歯でしょう??
3歳過ぎるころからむし歯も多くなります。むし歯になりやすい歯は上の前歯、奥歯、下は奥歯
です。子供のむし歯は痛みなどの自覚症状がない割に、急速に進行して歯ぐきが腫れたり急激な
痛みが出ることがあります。
むし歯は口の中のばい菌が口の中に残っている食べ物のカスを栄養にして、歯の表面に多数集まり
うがいや飲み物を飲んでも歯から取れないようになることから始まります。
べったりついた汚れ=歯垢(プラーク)にはいろいろな種類のばい菌が住み着き、ある種のものは酸
を作ります。この酸によって歯の歯のカルシウムやリン等無機成分が溶け出してくるのがむし歯の
始まりです。そして歯に穴が空いてくるようになり、穴が大きくなると歯の神経に近づくため痛みを
感じるようになります。
お母さん、お父さんで一緒に、お子さまの仕上げ磨きのときにチェックして頂いたり、当院にも是非
一度、ご来院下さい!お待ちしております!