こんにちは、歯科衛生士の比佐です（*^_^*）

もう１２月ですね。今年もあと１カ月をきりましたが、皆さま今年やり残したことなどはないですか？

千葉出身の私は、千葉ロッテの応援に行けばとかったーと後悔しております(・・;)

さて、今日は歯周病について、新聞記事に載っていたものをご紹介させていただきます。

歯周病は自覚症状がないまま進行し、最終的に歯が抜けてしまう病気です。
しかし、日々のお手入れで進行を遅らせることは可能です。
できるだけ長く歯を保つためにはいくつか方法があります。

歯周病の原因となるものは歯周病菌と呼ばれる細菌ですが、誰もが口の中に持っていて、それだけでは病気になることはありません。
しかし、口の中に食べカスなどが残っていると、そこに細菌が集まって塊となり、歯垢になります。
歯垢は、きちんと歯磨きをすれば取り除くことができますが、歯と歯ぐきの間など、磨き残しの部分がありますと、徐々に蓄積されていってしまいます。

歯垢がたまると、歯ぐきが炎症反応を起こして腫れるため、歯と歯ぐきの隙間に「歯周ポケット」が形成されていきます。
これが歯周病への第一歩です。
歯ぐきの内部で細菌から体を守ろうと白血球が集まって来ます。
歯磨きの際に歯ぐきから出血しやすくなるのはこのためです。
この状態が続くと、歯垢がさらにたまって、カルシウムやリンなどを蓄えて歯石になり、炎症反応によって歯を支えている歯根膜や歯槽骨などの歯周組織が破壊され始めます。
さらに進むと、歯周組織の破壊とともに、歯周ポケットはさらに深くなり、歯を支えることができなくなります。
こうなってしまうと、末期症状で、最終的に歯が奪われてしまいます。

こうならないためにも、１日２回以上のブラッシングや補助的清掃用具の使用、歯科医院での定期的なクリーニングをおすすめします。

このほかにも、患者さまにあった歯周病の予防法を考えさせて頂きます。

歯ぐきからの出血や歯周病が気になる方は是非歯科医院へ足を運んで下さい✿