こばんは。今日もまた寒かったですね☃
3月とはいっても真冬並みの寒さが続いているのでみなさん体調をくずさないように
してくださいね。
今日は唾液の働きについてお話させて頂きます。
まず、みなさんは唾液にどのような働きがあるかご存じですか?
・緩衝能(かんしょうのう) ・・・・・ お食事後の口腔内は酸性に傾きます。
その後も歯磨きなどをせずにそのままにしておくと歯の表面から
カルシウムやリンが溶け出す脱灰が始まります。
酸性に傾いた口腔内を中和し正常に戻す作用が唾液にはあり、
それを緩衝能と言います。
・清浄、抗菌作用 ・・・・・ 口腔内に残った食べカス等を洗い流し、清潔に保つ働きをしています。
また、口腔内には常に細菌がいますが、唾液はこれらの細菌を除去し
唾液中に含まれている免疫物質によって粘膜などの細菌感染を
防いでいます
・再石灰化作用 ・・・・・ 唾液中には歯の成分であるカルシウムやリンが含まれています。
脱灰し溶け出したカルシウムやリンが唾液中の成分により補われることを
再石灰化と言います。
唾液にはこのような働きがあり、これらの作用により私たちの歯やお口の機能と健康を
守っているのです。