こんにちは。歯科助手の大谷です。
10月に入りました。今年もあと2カ月!!
この暑さのせいか全くそんな感じがしません。
良くいわれることですが、年々月日が経つのが早くなってる気がします・・・。
毎日が充実しているから!!と前向きに考えるようにしてます。
今日は歯周病と全身疾患のかかわりについてお話させて頂きます。
歯周病と聞いても危機感を持つ方はとても少ないのではないでしょうか?
重度の歯周病で骨が溶け、歯がグラグラしてはじめて危機感を持つ方も正直多いのが現状です。
日本人の約85%は歯周病に感染していると言われています。
歯についた歯垢は細菌のかたまりで、歯垢1㎎の中に約1~2億個の細菌や膿が含まれていて
私たちはそれ毎日飲み込んでいることになります。
歯周病の細菌は口を経由して肺に入ることで呼吸器系の疾患を、
また血管を経由して体内に細菌が侵入し、心臓(心臓血管病)、すい臓(糖尿病)、子宮(早産)を
引き起こす危険性があります。
歯周病の方はそうでない方に比べると致命的な心臓発作を起こす危険性が約2,8倍、
早産の確立が7、5倍高いことも分かってきています。
歯周病を軽く考えず、お口の健康が全身の健康に繋がる事を覚えていてください。
お口の中の細菌を減らすことが何よりも肝心です。
そのためには毎日の歯磨きはもちろん、普段磨きにくい場所のクリーニングは歯周病治療専門の
衛生士にお任せして一緒に歯周病予防をしていきましょう!!