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カテゴリ: 治療について

患者さまへの説明(explain,suggestion,consultation)

こんにちは品川シーサイドイーストタワー歯科の歯科医師の冶城です。

先日なのですが、はじめて当院にいらした患者さまのお話をお聞きすると「前の歯医者で痛くないのに歯をぬかれた」というふうにおっしゃっていました。

お話を推測するとむし歯が進行しすぎて残せない歯を治療上必要なため前の歯医者さんは抜かれたのではないかと思います。

ただこの場合患者さまが理解しなかったためではなく前の歯医者さんの説明がうまく伝わっていなかったのではないかと思います。

私が思う良い歯科医師とは技術もあることはもちろんですが、説明(explain,suggestion,consultation)を患者さまにしっかりできる歯科医師がよい歯科医師であると思います。

昔の歯医者さんは「私の腕を信じていれば大丈夫!」というイメージのかたが多いかもしれません。

ですが、先日学会に参加したときに発表されてたことが患者さまが不満に思うことは痛い治療や不衛生なことではなく、説明がないもしくは伝わらない場合に患者さまは一番不満に思うそうです。

歯科医療とは単に歯を治療するだけではなく、患者さまの人生がよりよくなるようにサポートすることではないかと私は考えます。そのためには歯科治療をするだけではなく患者さまのパートナーであれればよいなと思っています。

ただいくら情熱があり心では患者さまのことを思っていても、説明したり伝わらなければいけないとも思います。

ですので私は、説明(explain,suggestion,cnsultation)は技術と同等もしくはそれ以上に歯科医師にとって大事だと考えます。

最近はスティーブジョブス(AppleのCEO スタンフォード大学の卒業生に贈ったスピーチは有名ですよね)の本など読んで患者さまに伝わりやすい話かたや説明を勉強しています。

私の治療への情熱や説明、話し方が患者さまにつたわったり感動を呼べればよいなと日々思っていますし、そうなれるようにこれからもがんばります。

 

 

 

 

 

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日付:  カテゴリ:治療について and tagged

熱いものがしみる・・・危険信号です!!

こんばんは。歯科助手の大谷です。

また1週間が始まりましたが、みなさん頑張っていきましょう!!

 

みなさんは、歯がしみる時がありますか?

冷たい物でしみるというのはよく聞くかと思いますが、温かいものや熱いものはどうですか?

もし、しみるという方がいたら早めに受診してください。

この場合、歯の神経が炎症を起こす歯髄炎(しずいえん)になっている事が考えられます。

歯髄炎はむし歯が歯の神経に届くほど大きくて深い時、むし歯菌や毒素が歯の神経に

入り込んでいる状態です。

むし歯になっていjない歯でも、歯の神経が通る根の先端部分にある小さなあなからばい菌や

毒素が歯の神経に侵入し歯髄炎をおこします。

これを逆行性歯髄炎と言います。

歯の神経の炎症がひどくなると何もしなくてもズキズキとした痛みが出てきますが、

この痛みはしばらくするとなくなります。

そこで安心してはいけません!!

そのままにしておくと、神経は腐って死んでしまいます。

さらに炎症は周りの組織にも広がり始めます。

出来るだけ早く悪くなった神経を取り除いて、歯を守らなければいけません。

神経が死んでしまってもきちんと処置をすれば歯を抜かずに済みます。

また、神経を抜いた歯と、抜いていない歯では歯の寿命も変わってきますし、

神経のない歯は慢性的な炎症を持っているため、疲れた時や体調を崩した時に違和感や腫れを

繰り返すなどトラブルが出やすくなります。

神経は抜かないに越したことはありません。

もし、熱いものがしみたりしたらそのままにせず検診にいらしてください。

何事も早め早めが大切です!(^^)!

 

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日付:  カテゴリ:治療について

しっかり噛んで健康に長生きしましょう

 品川シーサイド、オーバルガーデン前にある品川シーサイドイーストタワー歯科の院長の長岡です。
しっかり噛めることは人生における大きな楽しみの一つである食事をたのしめることです。
 最近の私達の食環境は、加工食品が占める割合が大きく、食物の軟食化による噛む能力の減退は子供達の顎口腔器官の成長に悪い影響を与え、知能の発達や運動能力にも関係している可能性が考えられます。
 動物実験でも、粉末食で育ったネズミは固形食を与えられたネズミより学習成績が悪かったということです。これは「脳の活動に噛むことが大きく影響していることを示しているのでは?」と言われています。
 一人で何処へでも外出できる高齢者は、自分の歯や良く合った入れ歯を使用している人が多いのに対して、ムシ歯が多く入れ歯を使用していない高齢者は「寝たきり」や「外出しない」人が多く、痴呆老人に無歯顎の人が多いことも指摘されています。噛む能力の低下が脳の活動低下をきたしているのではということも言われています。
 良く噛むことによって脳内の血流が良くなり、また唾液の中には脳の働きを良くするホルモン様物質が含まれていると考えられていて、ボケの防止にも役立つようです。噛むことの大切さは、昔から伝承的に言われて来ましたが、次第に科学的に解明されていくことでしょう。
 良く噛むことによって唾液もたくさん出て、物の味が良くわかるようになります。 ゆっくり食べて脳の「満腹中枢」を刺激するために必要な食事時間は20~30分で、粗噛みによる食べ過ぎは肥満のもとです。これをさけるための基本は脳の満腹中枢を刺激することであり、そのためには一口20回以上咀嚼することです。
 朝食、昼食は20分、夕食には40分位かけるのが望ましいのです。咀嚼をいい加減にすることは貴重な人生を無駄にすることにもなります。
 唾液の中には記憶と学習に関係する物質が含まれていて、朝食を規則正しく取る子は学習意欲が強いという報告もあります。
 元気で長生きするためにはしっかり噛むことが必要です。しっかり噛めるためには、きちんとした補綴物での治療と口腔内の衛生維持が必要です。良く噛んで健康的に寿命を延ばしましょう。 そのためのアドバイスは当院までお気軽にお尋ねください。

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日付:  カテゴリ:治療について

インプラント治療後のメンテナンスについて

 品川シーサイド、オーバルガーデン前にある品川シーサイドイーストタワー歯科の院長の長岡です。
今日は、インプラント治療後のメンテナンスについてお話させていただきます。

 インプラントはお口に入れて終わりではなく、お口に入れたところからがスタートと考えています。非常に長期予後の良い治療と考え行っておりますが、きちんとしたメンテナンスを行わなければ感染を起こして抜けてしまう可能性があるものです。

 インプラントの治療後は、通常の治療よりいっそう丁寧なメンテナンスが必要になります。また、インプラントを長持ちさせるためには、残された歯や骨、口腔衛生の状態、全身の状態などを常に良好に保つ必要があります。患者さんご自身がお口の状態に注意しながらホームケアをし、定期的に歯科医院で検診を受けましょう。インプラントを身体の一部として長く安定して機能させるには、患者さんと歯科医院の協力が欠かせません。

 ホームケアで一番重要なのはブラッシングです。インプラントの周りのプラークを確実に落とすため、正しいブラッシングをしましょう。歯ブラシが届かない場所には、補助的な清掃用具として、歯間ブラシ、デンタルフロス、タフトブラシなどを使用すると良いでしょう。また、抗菌剤入りの洗口液(デンタルリンス)も、お口の中を衛生的に保つのに有効です(当院では歯周病菌の殺菌成分が含まれているコンクールを推奨しております)。

 当然の事ですが、インプラントには神経がありませんから、感染が起きても自覚症状がありません。グラグラしたり膿が出てはじめて気づくのですが、こうなってからでは手遅れの場合がほとんどです。

 インプラントに不具合な口腔内環境としては、歯石・プラークなどの細菌が関与すること以外にも、歯ぎしり、食いしばりなどの咬合力によるものがあります。後者に関しても定期的なかみ合わせのバランスのチェックと調整や、就寝時のマウスピースを用いることが大事です。これも定期的に通院していただく必要のある処置です。

 定期検診では、歯科医と歯科衛生士がお口の中を清潔な状態になるようお手伝いいたします。また、インプラントの状態、歯肉の状態、かみ合わせのチェックなど、医師または歯科衛生士による専門的なケアを行ないます。
インプラントを長持ちさせるためにも、定期検診は必ず受けていただきたいと思っています。

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日付:  カテゴリ:インプラント, 治療について

スポーツと噛み合わせ

品川シーサイド、オーバルガーデン前にある品川シーサイドイーストタワー歯科の院長の長岡です。
先日担当患者さまから、スポーツ用のマウスピースの相談がありました。
そこで、今回は「スポーツとかみ合わせ」についてお話します。

 あなたは短距離走をするとき、お口を開けて走りますか?きっと口を開けて走っている人はほとんどいなく、みなさんきっと固く口を結んで走ることと思います。
誰もが「ここ一番!」と力を入れなければならないときは、無意識のうちに口を閉じて奥歯を噛み締めます。
 遠くへジャンプしたりボールを打ったり重いものを持ち上げたりする時などの瞬発力や強い力奥歯を噛み締めると発揮できます。スポーツ選手にとって、奥歯はとても大切です。とくに相手にぶつかっていくような相撲の立会などでは、その瞬間に100㎏を超える力が奥歯にかかるそうです。
しかし左右の噛み合わせのバランスが崩れていれば、奥歯をしっかりと噛み締めることができません。噛み合わせが悪いままスポーツを続けていると、頭痛顎関節症肩こりなどを引き起こすといわれています。こういった噛み合わせの補正や、歯を衝撃から守るために、多くのスポーツ選手がスポーツ用マウスピースを使っています。
 マウスピースをはめると噛み合わせの高さが変わり、より強く噛み締めることが出来ます。そのために、普段より高い運動能力が出る人もいます(個人差があり、必ずプラスに働くわけではありません)。
また強く噛み締めることで頭部の外傷を予防することもできます。このようにスポーツと噛み合わせは密接な関係を持っているようです。
あなたがもし、将来プロのスポーツ選手になりたいと思っているなら、強い顎としっかり噛める奥歯は必要です。柔らかいジャンクフードばかりでなく、しっかり固いものも噛んで鍛えること必要です。体を鍛えるだけでなく、お口も鍛えましょう。また、しっかり噛める奥歯を保つために定期的に歯科医院に通い虫歯を作ったり歯周病で歯を失わないようにメンテナンスを行いましょう。
 当院はマウスピースからメンテナンスまでしっかり御相談に乗らせていただきます

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日付:  カテゴリ:治療について

口呼吸してませんか?

品川シーサイド、オーバルガーデン前にある品川シーサイドイーストタワー歯科の院長の長岡です。
前回お話した「スーパーパワー」を持つ唾液ですが、その大切な唾液の分泌量が減少する場合があります。大きな要因は加齢ですが、それ以外にもいくつか原因があります。その一つが呼吸の方法です。
本来呼吸は鼻で行われているものですが、鼻炎や風邪をひいている間は口に呼吸を頼ってしまいがちです。それが口呼吸です。最近習慣的に口呼吸をする人が増えつつあり、問題になっています。
 鼻には外気の温度や湿度を調整して肺へ送る大切な働きがあります。鼻腔で空中のごみを取り除き、そして35%~80%の範囲で湿度を調節してきれいな空気を肺に送り込みます。これをせずに口で呼吸すると空気中の細菌やウィルスが直接喉に入ってしまいます。鼻は加湿器とフィルターの役割をするのです。
 また口呼吸では常に口を開けていることになり、ドライマウスの状態になります。ここで唾液の分泌を妨げることになります。そればかりか、顎の骨の変化を誘導し、歯並びへ悪い影響をあたえます。
 もし口呼吸の習慣があると気付いたら、意識して口を閉じ、鼻で呼吸をするようにしましょう。鼻づまりなど、鼻を原因とする病気があれば、是非治療して治してください。

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日付:  カテゴリ:治療について

ご存知ですか?金属アレルギー

品川シーサイド、オーバルガーデン前にある品川シーサイドイーストタワー歯科の院長の長岡です。
みなさん「金属アレルギー」をご存知ですか?
アクセサリーや腕時計をしていて、かゆみやかぶれなどを経験したことはありませんか?実はこれらの症状は、金属が原因でおきたアレルギー症状です。
アレルギーは、体を守る免疫反応が過剰におきたものです。金属アレルギーの場合は、金属が汗など体液に溶けてイオン化し、体内に入って異物とみなされたことによっておきています。直接肌にふれたところはもちろん、血液によって全身に運ばれるため、いろいろなところに症状が現れ、原因をすぐに特定できません。
また、アレルギーにはいろいろなタイプがあり、金属アレルギーは症状が出るまでに時間がかかるタイプです。そのせいで、症状と原因とがすぐには結び付きにくいのです。
皮膚症状に悩まされている方は、アクセサリーや時計などはもちろん、お口の中にある金属(詰め物やかぶせもの)のことも一度疑ってみることをお勧めします。

 金属アレルギーで現れる症状
・味覚異常
・お口の中の粘膜や舌などの疼痛
・金属色素の沈着
・口内炎、舌炎
・接触性の皮膚炎
・腎炎
・喘息や過敏性肺炎
・偽アトピー性皮膚炎
など

現在は金属を使わず、セラミックや樹脂による治療方法もあります。上記の症状や、気になることがあればお気軽に当院にお尋ねください。

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日付:  カテゴリ:予防, 治療について

歯ぎしり

品川シーサイド、オーバルガーデン前にある品川シーサイドイーストタワー歯科の院長の長岡です。
今回は歯ぎしりとくいしばりについてお話します。
現代はストレス社会といわれています。様々な環境で、人はストレスを感じています。そのせいか、無意識に歯をくいしばったりすることが多いようです。ずっと歯をくいしばっている状態をクレンチングといいます。また、カチカチと連続的にかんでいることをタッピングと呼びます。就寝中の歯ぎしりも、くいしばりのひとつで、それらを総称してブラキシズムといいます。
ブラキシズムが歯にもたらす悪影響は

・歯が磨り減る(噛み合わせが悪くなり、咬合位置が不安定になる)
・歯が動いてきて痛む(グラグラ揺れてくる)
・歯が折れる
・楔状欠損ができる(歯の根元付近がえぐれたようになる)
・顎関節症の症状がでる
・歯周病菌が増殖し易い環境を作る(歯と骨の間にある隙間(歯周ポケット)を 拡大し、細菌が繁殖しやすい環境を作る)

歯には食事中に大きな力がかかりますが、歯ぎしりやくいしばりにはその数倍もの力がかかります。就寝中の歯ぎしりやくいしばりは歯に多大なダメージを与えているのです。歯ぎしり事態は直す方法がありません。対処療法ではありますが、ナイトガードと呼ばれるマウスピースによって、上記の悪影響を小さくすることはできます。これは保険内の治療になりますので、是非,お気軽にスタッフに問い合わせてください。

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日付:  カテゴリ:治療について

歯の神経を抜いた場合の注意点!

こんにちわ、品川シーサイドイーストタワー歯科Drの冶城です。

今回は、神経を抜いた歯についてお話します。

むし歯が深すぎて残念ながら歯の神経を抜かないといけない場合もあります。

神経を抜いた歯はむし歯にならないとおもっている患者さまもいらっしゃいますが、実はその反対でもっとむし歯になりやすくなります。

例としては、、、

PB119031.JPG

うえの写真の真ん中の歯は長くつかっていたかぶせ物がとれてしまったのですが、中に黒くむし歯ができています。

神経をぬいてかぶせ物をしても、なかに虫歯がのこっていたり新たにむし歯菌がはいったりすると、神経を抜いた歯はむし歯が進行しても痛くないのでかぶせ物のなかでどんどん進行していきます。歯の神経は皮膚の神経のように感覚だけでなく、血液をなかにいれている血管のような役割もしているので歯の神経をぬいてしまうと栄養が歯に供給されず、むし歯菌にたいする抵抗性がなくなったり、歯がわれやすくなったりします。

神経を抜いた歯がこうならないためにはまず歯磨きで歯のケアをすることが第一ですが、むし歯になりにくいより耐久性があり清潔な材料をつかうことによってむし歯になる可能性をへらせます。また定期健診で定期的にレントゲンを撮影し確認することによって進行するまえに治療することができます。

ですので、歯石がたまってなかったり、症状がなくても定期健診をすることはとても重要なのです。

 

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歯の神経のお話

品川シーサイド、オーバルガーデン前にある品川シーサイドイーストタワー歯科の院長の長岡です。
今回は歯髄の話をします。
歯髄とは、私たちが「歯の神経」と呼んでいる部分で、神経や血管、リンパ管などからできていて、歯に栄養を供給しています。虫歯などの病気で歯髄を取ってしまうと、歯には栄養が行きませんから歯は死んでしまいます。歯髄は、歯の生命線ともいえます。
虫歯もごく初期の時は、ほとんど自覚症状がありません。ところが、冷たい水がしみる、物を噛むとズーンと痛む、突然ズキンズキンと激しく痛むなどという症状がでたら、炎症は歯髄にまで広がり「歯髄炎」をおこしています。
何かにぶつかって歯が欠けたり、けがによって歯髄が切れた場合も同様の炎症が起きることがあります。
また、歯周病が重度になると、根の先から歯髄炎が起きます(専門用語で逆行性歯髄炎と言います)。歯髄炎が疑われるような不快感や痛みがおきたら、できるだけ早く受診しましょう。炎症が広がる前に病気を発見できれば、あなたの歯の命を救い、お口の健康を守ることができます。
また、定期的に健診を受けていただくことで、自覚症状が起こる前に問題を発見できれば、痛みを伴わない治療で健康を取り戻すこともできます。
当院は、治療が終了した患者様全てにリコールハガキを出して、定期的な受診を呼び掛けていますが、それはこのような理由からです。

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