こんにちわ、品川シーサイドイーストタワー歯科Drの冶城です。
今回は、神経を抜いた歯についてお話します。
むし歯が深すぎて残念ながら歯の神経を抜かないといけない場合もあります。
神経を抜いた歯はむし歯にならないとおもっている患者さまもいらっしゃいますが、実はその反対でもっとむし歯になりやすくなります。
例としては、、、
うえの写真の真ん中の歯は長くつかっていたかぶせ物がとれてしまったのですが、中に黒くむし歯ができています。
神経をぬいてかぶせ物をしても、なかに虫歯がのこっていたり新たにむし歯菌がはいったりすると、神経を抜いた歯はむし歯が進行しても痛くないのでかぶせ物のなかでどんどん進行していきます。歯の神経は皮膚の神経のように感覚だけでなく、血液をなかにいれている血管のような役割もしているので歯の神経をぬいてしまうと栄養が歯に供給されず、むし歯菌にたいする抵抗性がなくなったり、歯がわれやすくなったりします。
神経を抜いた歯がこうならないためにはまず歯磨きで歯のケアをすることが第一ですが、むし歯になりにくいより耐久性があり清潔な材料をつかうことによってむし歯になる可能性をへらせます。また定期健診で定期的にレントゲンを撮影し確認することによって進行するまえに治療することができます。
ですので、歯石がたまってなかったり、症状がなくても定期健診をすることはとても重要なのです。
やさしく痛くない品川の歯医者|品川シーサイドイーストタワー歯科 品川シーサイド駅 1分
日付: 2009年12月13日 カテゴリ:予防, 治療について and tagged 歯の神経